【リーグ・アン日本人選手】南野と伊東の日本人対決実現! 伊東は今季初3連勝&19戦無敗に貢献
今シーズンのリーグ・アンにはストラスブールのGK川島永嗣に加え、トゥールーズにFWオナイウ阿道、モナコにFW南野拓実、スタッド・ランスにFW伊東純也の3選手が新たに参戦。また、今冬にはストラスブールにMF鈴木唯人が加入した。
今節、唯一の先発出場となった伊東は南野が在籍するモナコと対戦。右ウイングでのプレーとなったランスの主力アタッカーは、立ち上がりから正確なクロスや鋭いドリブル突破でチームの攻撃を牽引。試合は序盤こそ拮抗した展開となったが、時間の経過と共に地力で勝るホームのモナコが攻勢を強める。30分にはランスのバックパスのミスを突いたベン・イェデルに決定機も、GKを外して蹴ったシュートは右ポストを叩く。
一方、守勢を凌いだランスは終盤に伊東が絶好機を演出。相手陣内中央から絶妙なスルーパスをバログンに通したが、ランスのエースFWはGKニューベルとの一対一を決め切れず、試合は0-0で折り返した。
後半はモナコが続けて決定機を作り出したが、ランスが先にスコアを動かす。51分、フィリプのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したバログンが冷静にボックス内でのGKとの一対一を制した。敵地で先制に成功したランスは、直後に伊東に続けて見せ場。55分に鋭い右サイドでの突破を見せると、57分にはボックス内でシュートシーンにも絡んだ。
その後は一進一退の攻防が続く中、77分にはゴロビンに代わって南野が投入され、ピッチ上での日本人対決が実現。南野は前線からのプレスに積極的にボールを受ける姿勢を示し、攻撃の活性化を図った。後半終盤には1枚カードをもらっていたこともあり、伊東は87分でお役御免に。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、短時間ながらも日本人対決実現の一戦はランスに軍配。絶好調のランスは今季初の3連勝と共に無敗記録を19試合に更新した。
オナイウはアンジェ戦で途中出場した。リーグ3連敗中のトゥールーズだったが、最下位相手のアウェイゲームでは前半終盤にDFデスラーのゴールで先制に成功。さらに、後半開始直後に主砲ダリンガのゴールで追加点を奪う良い流れで試合を進める。そういった中、オナイウは75分にアブクラルとの交代でピッチに立つと、アタッキングサードでのボールタッチはほぼなかったものの、前線から守備をこなして逃げ切りに貢献。チームは4試合ぶりの白星を手にした。
ストラスブールの川島と鈴木はマルセイユ戦と対戦したが、いずれも出番なしに終わった。チームは前半に退場者を出したマルセイユ相手に2点を先行されたが、後半終盤の連続ゴールで劇的ドローに持ち込んだ。
★オナイウ阿道[トゥールーズ]
3/12
アンジェ 0-2 トゥールーズ
◆75分から途中出場
★南野拓実[モナコ]
3/12
モナコ 0-1 スタッド・ランス
◆77分から途中出場
★伊東純也[スタッド・ランス]
3/12
モナコ 0-1 スタッド・ランス
◆87分までプレー
★川島永嗣[ストラスブール]
3/12
マルセイユ 2-2 ストラスブール
◆ベンチ入りせず
★鈴木唯人[ストラスブール]
3/12
マルセイユ 2-2 ストラスブール
◆ベンチ入りも出場せず