元フランス代表DFサミュエル・ユムティティ(29)が今夏バルセロナを退団するようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。

ユムティティは2016年夏にリヨンからバルセロナへ移籍。加入後の2シーズンは主力としてプレーし、24歳で臨んだ2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でもフランス代表の主力として優勝するなど、順風満帆のキャリアを歩んでいた。

ところが、2018-19シーズンに左ヒザのケガで離脱を余儀なくされたことをキッカケにキャリアに陰りが。復帰後もケガを繰り返して満足にプレーできず、昨年8月にレッチェへレンタル移籍していた。

レッチェでもハムストリングの負傷で2月のセリエA2試合を欠場するなど、ケガとの共存は避けられそうにないが、出場した試合では優れたパフォーマンスを続け、クラブからの信頼もバッチリ。また、クラブ規模が小さいレッチェの中では飛び抜けた経験値を持つ選手であり、若手DFの教育にも一役買っているという。

一方、保有元のバルセロナはセンターバックの選手層に厚みがあるだけでなく、今夏もアスレティック・ビルバオとの契約が満了予定となっているスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(31)と契約する見込み。そのため、余剰戦力のユムティティはローンバック後に売却する方針とされている。

レッチェでの活躍を目の当たりにした複数のセリエAクラブが関心を寄せているとのことで、来季もセリエAでプレーを続ける可能性が高い模様だ。

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