三笘がアシスト!マーチ弾でC・パレスを下したブライトンが上位を追走《プレミアリーグ》
昨年9月に崩御したエリザベス女王を追悼するイベントの影響で延期となっていた7位ブライトン(勝ち点39)と、12位C・パレス(勝ち点27)による一戦。
4日前に行われたリーズ・ユナイテッド戦をドローで終えたブライトンは、その試合から先発を2人変更。三笘はこの試合も[4-2-3-1]の左MFで先発出場している。
公式戦11試合勝利のないC・パレスに対し、立ち上がりから劣勢を強いられるブライトンは、7分にピンチ。ショートコーナの流れからクラインの右クロスをゴール前のエドゥアールに頭で合わせられたが、これはゴール左に外れた。
さらにブライトンは、8分にもアンデルセンのロングパスでDFの裏に抜け出したオリーズに決定機を許したが、シュートは飛び出したGKスティールが左足で当てて、難を逃れた。
立て続けのピンチを凌いだブライトンは15分に反撃。中盤左サイドでパスを受けた三笘が斜めのドリブルからスルーパスを供給。このパスに反応したマーチが上手くDFの裏に抜け出すと、ボックス左からゴール右隅にシュートを流し込んだ。
その後はポゼッションで大きく上回るブライトンが、何度もアタッキングサードまでボールを運ぶが集中した守りを見せるC・パレス守備陣を攻略できず。枠内シュート2本で前半を終えた。
迎えた後半、ブライトンは51分に最初のチャンスを作る。マク・アリスターのパスからボックス左までオーバーラップしたエストゥピニャンが左足でシュートを放ったが、これは相手GKが左足でセーブ。
ブライトンは66分にも、グロスの右CKからマク・アリスターがドンピシャのヘディングシュートでゴールに迫ったが、これも相手GKのファインセーブに防がれた。
膠着状態が続く中、ブライトンは79分に三笘とウェルベックを下げてエンシソとファーガソンを投入。すると85分、左サイドからドリブルで仕掛けたマク・アリスターがボックス左から右足を振り抜いたが、シュートはわずかにゴール左に逸れた。
結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。マーチのゴールで逃げ切ったブライトンが、リーグ戦3試合負けなしで上位陣を追走している。