チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ナポリvsフランクフルトが15日に行われ、3-0でナポリが快勝した。この結果、2戦合計スコアを5-0としたナポリがベスト8へ進出している。フランクフルトのMF鎌田大地はフル出場、DF長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。

2月21日に行われた1stレグではナポリが敵地で2-0と先勝していた一戦。

初のベスト8進出が目前となっているナポリは、主力に欠場者がいない中、オシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだ。

一方、逆転での突破を目指すフランクフルトは1stレグで退場したコロ・ムアニを出場停止で、トレーニング中の負傷で離脱となったリンドストロームを欠く中、鎌田が[4-2-3-1]の左MFでスタメンとなった。

4バックで入ったフランクフルトに対し、立ち上がりから圧力をかけたナポリは開始1分、ポリターノのミドルシュートでGKを強襲。

10分にCKからボレのヘディングシュートでゴールに迫られたものの、引き続き攻勢に出ると19分、ショートカウンターの流れからクワラツヘリアがボックス右まで侵入。GKトラップ強襲のシュートを放った。

前半半ば以降もナポリが主導権を握りにかかる中、フランクフルトは31分に鎌田が好機演出。ダイレクトスルーパスを通し、ゲッツェがGKと一対一になりかけたが、ボレと見合ってしまいシュートに持ち込めなかった。

ハーフタイムにかけても押し込むナポリは43分に決定機。ジエリンスキの持ち上がりを起点に、ラストパスを受けたクワラツヘリアがゴールエリア左まで突進。シュートに持ち込むもGKトラップのセーブに阻まれた。

それでも追加タイム2分、オシムヘンがゴールを奪いきる。右サイドからのポリターノのクロスをオシムヘンが絶妙にコントロールしたヘディングシュートでネットを揺らした。

ナポリが1点をリードして迎えた後半、53分に追加点。分厚い攻めを見せた流れからポリターノのスルーパスをボックス右深い位置で受けたディ・ロレンツォのクロスをオシムヘンが押し込んだ。

4点を追う展開となったフランクフルトは58分、鎌田に絶好機。しかし、ボレの右クロスに合わせたシュートはGKメレトの正面だった。

その後、61分にクワラツヘリアがカットインシュートでゴールに迫ったナポリは62分にPKを獲得。ジエリンスキがボックス内でソウに倒された。このPKをジエリンスキ自ら決めたナポリはクワラツヘリアやオシムヘンを交代させる余裕の展開に。

結局、ナポリが3-0のまま快勝。初のベスト8へ進出した。

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