セルタのU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガ(20)に対するビッグクラブの関心が高まり続けているようだ。

ベイガはセルタの下部組織で育った攻撃的MF。ファーストチームで定位置を確たるものとした今季はセントラルハーフや右サイド、最前線でもプレーしており、ラ・リーガでは24試合で8得点3アシストを記録している。

スペイン代表初選出が目前といわれるなか、レアル・マドリーが今夏最大のターゲットであるドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)獲得に失敗した場合の次点として、ベイガに関心を寄せていることが噂になっている。

その他にもバルセロナ、アトレティコ・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシー、ニューカッスルなどといったラ・リーガ勢、プレミアリーグ勢から関心が。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、ベイガのリリース条項は4000万ユーロ(約56億6000万円)と主張している。

一方、『ESPN』によると、セリエAのナポリとミランもベイガに注目しているとのこと。また、名だたるビッグクラブに先んじて1月にいち早くアプローチしていたのは、リーズ・ユナイテッドとボーンマスだったという。

瞬く間に移籍市場の注目株となったベイガ。その裏で、セルタは前述のリリース条項の増額を目的とした契約更新を検討しているようだが、選手側がこれを受け入れる可能性は低いとみられている。