板倉フル出場のボルシアMG、2度のリードを生かせずブレーメンにドロー《ブンデスリーガ》
前節ライプツィヒ戦をPK失敗などもあって敗れた10位ボルシアMG(勝ち点30)は3戦勝ちがない中、板倉が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。
11位ブレーメン(勝ち点30)に対し、立ち上がりからボールを握ったボルシアMG。序盤、板倉のバックパスミスからピンチを2つ招いたが、22分に先制のチャンス。ロングボールで右サイドのスペースを突いたホフマンのクロスをテュラムがプッシュ。だが、GKツェッテラーの好守に阻まれた。
前半半ば以降もボルシアMGが押し込む展開が続いた中、41分のピンチではGKオムリンがフュルクルクの枠内シュートをセーブ。すると1分後にはチャンス。ロングカウンターから板倉が中央を持ち上がって前方左へパス。ボックス左からテュラムがループシュートを狙うも枠の上に外れた。
さらに45分、CKから板倉がヘディングシュートでゴールに迫ったが、こちらも枠を捉えきれず0-0で前半を終えた。
それでもゴールレスで迎えた後半開始3分、相手のバックパスミスをカットした流れから先制する。ホフマンのヒールパスを受けたテュラムが持ち上がってペナルティアーク右から右足を一閃。ゴール左にシュートを蹴り込んだ。
そして55分には追加点のチャンス。右サイドからのスカリーのクロスをゴール前でフリーのホフマンがシュート。しかしミートできずに2点目を決めきれない。
すると65分にワンチャンスを生かされて同点とされる。ショートカウンターを受けた流れからドゥクシュにボックス内に侵入され、板倉が懸命に戻ったもののスライディングタックルをかわされてシュートを流し込まれた。
それでも73分、ボルシアMGが勝ち越す。分厚い攻めを見せた流れからシュティンドルのシュートのルーズボールを拾ったペナルティアーク中央のノイハウスがシュートを蹴り込んだ。
このままボルシアMGが逃げ切るかと思われたが89分に同点とされる。サイドチャンジで揺さぶられた流れからドゥクシュに決められた。
2度のリードを生かせず引き分けたボルシアMGは4戦勝ちなしとなった。