"メッシ・フィーバー"はいまだに冷めやらぬようだ。

アルゼンチン代表のキャプテンとしてアルビセレステを率い、カタール・ワールドカップ(W杯)では母国に36年ぶり3度目の優勝をもたらしたFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。自身も史上初となる2度目のW杯MVPに選出されるなど、大会の主人公となった。

アルゼンチンは現地時間23日にパナマ代表と、同27日にはキュラソー代表とホームで対戦。チャンピオンとしての凱旋試合を迎える。当然チケットは完売となった。

メッシもメンバーに選出され、母国へ帰還。試合を前に街で家族と食事をとっていたのだが、それに気づいた住民は英雄を放ってはおかず。レストランの周囲には人だかりが出来上がり、群衆はチャントでメッシの名を呼んだ。

ゆっくりと食事をとることもままならないほど大人気のメッシは、最終的には警備員に先導されてその場を去ることに。ただ、その間も嫌な顔1つせず、事象を受け入れているようだった。

なお、メッシが食事をしていた場所は、『ドン・フリオ』というステーキ・レストラン。アルゼンチン『エル・クロニスタ』によれば、「The World's 50 Best」によって2022年の世界の最高レストラン50選に選ばれ、14位にランクインしていたとのことだ。