サウジアラビアからの関心が伝えられるクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(37)が、レアル・マドリー残留希望を改めて語った。

2012年にトッテナムから加入して以降、マドリーの中盤に君臨し続ける世界屈指の司令塔。ここまで470試合以上に出場し、20個以上のタイトル獲得に貢献してきたマエストロだが、32歳以上の選手に対しては短期契約を基本とするクラブの哲学もあって、現行契約は今シーズン終了までとなっている。

そういった中、一部では元同僚FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したアル・ナスルを中心に、2030年のワールドカップ(W杯)招致に向けスーパースターの獲得を目指すサウジアラビアのフットボール界が、モドリッチに対して巨額のオファーを準備しているとの報道が出ている。

そういった中、クロアチア代表に合流中のベテランMFは、マドリー残留希望を改めて語った。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

「僕の願いはみんなが知っている。レアル・マドリーに残りたい。 そうなることを信じているし、願っているよ」

「残りは憶測と噂にすぎない。100回繰り返しになるけど、僕はレアル・マドリーに残ることを望み、それを信じている」

なお、マドリーではドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムをトップターゲットに、今夏中盤の補強が既定路線とされており、モドリッチとの延長交渉はペンディング状態にある。