「一緒にできるのは嬉しい」上田綺世、かつて憧れたファルカオとの対戦を喜ぶも「やることを統一する必要がある」と意気込み
カタール・ワールドカップ(W杯)後、初の活動となった今回のトレーニングキャンプ。24日にはウルグアイ代表を相手に1-1のドロー。それでも国立競技場に6万人を超えるファンが駆けつけ、大いに盛り上がった。
2試合目となるこの戦い。前日トレーニングは、冒頭15分間の公開となり、ランニング、ストレッチ、ロンド、2人組でのパス交換を行ったところで非公開となった。
練習後、FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)がメディアの取材に応対。ウルグアイ戦は後半途中からの出場となったが、自身の特徴もある程度出すことに成功。タメを作る動きやニアに抜ける動きなどについては「僕のスタイルでもありますし、求められていることでもあるので表現したいです」と、コロンビア戦で出番があれば見せていきたいとした。
そのコロンビアのイメージについては「強度が高いチームで、ビルドアップや相手の守備は前からきます。なかなか時間がない状況が多くあると思うので、そこは割り切ることが必要な時間帯もあると思います」とコメント。「全部を剥がせるわけではないと思うので、やることを統一する必要があります」とチームとしての戦い方の意思統一は大事だとした。
ストライカーといえば、世界的な点取り屋であるFWラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)が今回は来日。日本戦に出場する可能性もあるが、上田は「個人的に好きな選手で一緒にできるのは嬉しいです」と、憧れていたと明かした。
「僕が小学校、中学校ぐらいから好きです」と語った上田。理由については「フィニッシャーという面でもそうですし、ゴール前の嗅覚、アイデアもです」とストライカーとして持っているものに憧れたようだ。
また「僕は中学生の頃とにかく点を取る選手が好きで、当時はアトレティコですごいテンポで点をとっていて、コンスタントに点を取るところも好きでした」と語り、多くのゴールを決めるストライカーらしさが好きだと明かした。