2020年限りで現役を引退した安彦考真氏が入籍を発表した。

神奈川県出身の安彦氏は、ブラジルのグレミオ・マリンガでプロ契約を結ぶもケガの影響で退団を強いられて現役を一度引退。その後は、大宮アルディージャの通訳やサッカー教室のコーチを務めていたが、2018年3月に水戸ホーリーホックと正式契約に至り、40歳のオールドルーキーとして注目を浴びた。

2019年にY.S.C.C.横浜へ移籍すると、開幕戦でJリーグ最年長初出場記録となる41歳1カ月9日でデビュー。2020年に現役を引退するまで、明治安田生命J3リーグ13試合に出場した。

引退後は格闘家へと転身し、2022年には「RISE」でプロデビューを果たすなど、異色の経歴の持ち主である安彦氏だが、自身が水戸と契約した日でもある3月31日に自身のSNSを更新。真佐美さんと入籍したことを発表した。

「入籍しました。(3月21日)今日、3月31日は僕が40歳で初めてJリーガーになった日です。人生の大きな分岐点をこの日に発表できたことが非常に感慨深いです」

「僕はもう二度と結婚はないと思っていたし、したいとも思っていませんでした。それがまさみちゃんとの出逢いで一変しました」

「交際期間2年半。結婚のタイミングも来年の方がいいのか、いつがいいのか考えることもありましたが、人はいつ死ぬかわからない。明日何が起こるかなんて誰にもわからない。ならば、今手に入れたいものは今手に入れる。明日や来年に先延ばしにしてもし目が見えなくなったら、もし歩けなくなったら…。今この瞬間を大事にするためにも彼女にプロポーズをしました」

「お互いが肩肘張らず、無理をせず、ナチュラルにお互いを思いやること。それが僕らの未来を少しずつ彩ってくれると思います。まさみちゃんに感謝し、彼女の家族に感謝をし、彼女の息子と娘を自分の子どもと思って愛していきます」

「これからも僕は僕のために頑張ります。それが結果的に家族や社会のためになることを信じているので。関わってくれたすべての方々に感謝いたします。そして迷惑をかけ続けている両親に少しでも親孝行ができるようにします」

「最後に、やっちゃいますかね。自分が手に入れたいものをその手で掴み取るために、手のひらを大きく開いて未来を手繰り寄せるよう!3、2、1、バモーーーーー!!!みんな、ありがとう!!!」