マンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えたレジェンドGKのピーター・シュマイケル氏が古巣の守備や起用された選手について苦言を呈した。イギリス『メトロ』が伝えている。

27日にアウェイで行われたプレミアリーグ第33節でトッテナムと対戦したユナイテッド。前半にイングランド代表MFジェイドン・サンチョとイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのゴールで2点を先行するまでは良かったが、後半に交代策もうまくいかずの2失点で引き分けに終わった。

前半の流れで勝てれば、トップ4固めになったはずのトッテナム戦で1ポイント止まりとなり、シュマイケル氏は守備の脆弱さとともに、ケガ人の穴を埋めきれていないと『Premier League Productions』に話した。

「(ラファエル・)ヴァランと(リサンドロ・)マルティネスを欠いて、守備が少し脆弱になった。代わりにセンターバックに入っている(ビクトル・)リンデロフは半分センターハーフ、半分サイドバックで、(ルーク・)ショーはサイドバックで、彼らはボールに引き寄せられる。彼らはスペースや選手には引き寄せられない」

シュマイケル氏の苦言の矛先は、エリク・テン・ハグ監督と、途中起用されて2失点目に絡んだオランダ代表DFタイレル・マラシアにも向けられた。

「2失点目について、マラシアが何をしているのかわからない」

「ボールは彼のすぐそばを通り過ぎ、彼はただそれを見ていた。 やるべき仕事があり、何らかの影響を与える必要があった」

「彼(テン・ハグ監督)がなぜ(アーロン・)ワン=ビサカを外したのか、私にはわからない。彼はとても良いプレーをしていた。 2−1 でリードしている状況で、それを変更する必要はなかった。最高のディフェンダーを引き離すのはそれほど悪いことではない」

準決勝はレアル・マドリーvsマン・シティ、インテルvsミラン
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