ファンからの退団要求を受けることとなっているパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール(31)だが、プレミアリーグのクラブが獲得を目論んでいるという。イギリス『90min』が伝えた。

今シーズンはリーグ・アンで20試合に出場し13ゴール11アシストを記録。公式戦でも29試合で18ゴール17アシストを記録していたネイマール。ピッチ上では一定の結果を残していたが、右足首を手術し今季中の復帰は難しくなった。

現在離脱中のネイマールだが、PSGのサポーターの一部がネイマールの家に押しかけて抗議活動。退団を要求したことが話題となった。

そのネイマールは2025年6月までPSGとの契約を残しているが、クラブ買収の動きがあるマンチェスター・ユナイテッドも獲得を目指していると報道。ただ、それはカタール側が買収に成功した時だとされている。

そんな中、興味を示しているのがニューカッスル・ユナイテッド。オーナーである サウジアラビアの政府系ファンドPIFは、マーキープレーヤーとして契約することを望んでいるという。

今シーズンのニューカッスルはプレミアリーグで好調を維持。33試合を終えて3位に位置しており、1試合消化が多い5位のリバプールとは勝ち点差6の状況。順調にいけば、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にする。

久々のCL出場となれば、経験値のある選手が欲しいところ。このところ立場が危うくなっているアル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得するという噂もあるが、チームにフィットする可能性は低いとみられ、ネイマールであれば左サイドに収まると見られている。

FWアラン・サン=マクシマンの売却を目指すニューカッスルは、そこにネイマールを当て込みたいと考えており、ブルーノ・ギマランイス、ジョエリントンというチームを牽引する2人のブラジル人とも上手くやれるという見方が強い。

『90min』よれば、PSGは7500万ポンド(約126億6500万円)ほどを要求すると見られているが、PIFであれば問題のない額とも。マーケティングの側面だけでなく、ピッチ上でも大きな力となると見られているが、どう交渉が進むだろうか。



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