ローマにとってイングランド代表FWタミー・エイブラハム(25)は必ずしも売却不可ではないようだ。イギリス『サン』が伝えている。

昨シーズンからローマでプレーするエイブラハム。チェルシー時代の2019-20シーズンにプレミアリーグで15得点を叩き出したこともある大型ストライカーは自身初の国外移籍となった昨シーズン、公式戦53試合で27得点を決め、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝の立役者となった。

しかし、今シーズンは一転して不調に苦しむ日々。セリエAの直近4試合で2得点をマークしている一方、シーズン全体でみれば、公式戦46試合の出場で9得点と現在までにゴール数が二桁にさえ届いていない。

それでも、エイブラハムの獲得を検討するクラブは複数存在するようで、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)、トッテナムが今夏の移籍市場に向けてリストアップしているとされる。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ローマは2021年8月にエイブラハムをチェルシーから獲得した際に投じた3500万ポンド(約59億2000万円)を少しでも上回るオファーであれば、売却を容認する構え。チェルシーが保有しているとされる買い戻しオプション7000万ポンド(約118億4000万円)の半額だ。

エイブラハムと最も紐付けされるのは、新たな9番を探すユナイテッド。エイブラハム以外にも今シーズンのセリエAで22得点を記録するナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(29)らといった点取り屋の名前が取り沙汰されている。

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