マンチェスター・ユナイテッドと元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(32)は新契約を巡り、交渉が続いているようだ。

2011年夏にアトレティコ・マドリーから加わり、今季で12季目のデ・ヘア。近年は浮き沈みもあり、スペイン代表からも遠ざかるが、ユナイテッドの正守護神であり続け、通算540試合の出場数を誇る。

だが、エリク・テン・ハグ監督のビルドアップ戦術に沿わない難ありのキック精度がクローズアップされ、契約も最終年に。クラブとは新契約交渉が長く取り沙汰されているが、賛否があるもの事実だ。

7日に行われたウェストハムとのプレミアリーグ第35節でもミスから決勝点を許して、評判を悪くしたが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、今も交渉中の模様だ。

ユナイテッド側は現行契約のなかに1年延長オプションがあるが、異なるサラリー条件での延長合意を望み、行使せず。デ・ヘアは残留を希望しているという。

ウェストハム戦後のエリク・テン・ハグ監督からも「我々は彼に残ってほしいし、契約を延長してほしい」との声が聞こえてくるデ・ヘアだが、果たして。