セリエA優勝のナポリが祝賀会で着用した特別ユニフォーム、本当は試合で使うつもりだった?「規則によって不可能だった」
ルチアーノ・スパレッティ監督のもと、今シーズンのセリエAでリーグ首位を独走してきたナポリ。4日にアウェイで行われた第33節のウディネーゼ戦を引き分け、5試合を残してリーグ優勝を決めていた。
7日のセリエA第34節フィオレンティーナ戦がホーム凱旋試合となったナポリだが、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナでは祝賀会が実施。ホームの観客たちとともに33年ぶりのスクデットを祝った。
その祝賀会では、選手たちが特別なユニフォームを着用。アウェイユニフォームをベースに、シャツの下部には各選手の写真とサインがコラージュされたデザインのシャツを着用していた。
ナポリは早速公式ストアでもこの写真入りユニフォームを販売しているが、『FOOTY HEADLINES』によると、ナポリは当初このユニフォームを試合で着用するつもりだったという。
アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は各選手のイメージを前面に出した異なるシャツをデザインしたが、「選手は同じシャツを着用しなければならない」というレガ・セリエAやUEFA(欧州サッカー連盟)の規則によって不可能だったと伝えている。
ただ、『FOOTY HEADLINES』はこのユニフォームについて否定的なようで、「このデザインはクラブが150ユーロ(約22000円)という高額で販売する公式サッカーキットというよりも、安価なコピーTシャツのように思える」と酷評。ナポリはこのユニフォームとは別に記念Tシャツも販売しており、「彼らはやりすぎているだろうか」と伝えている。