バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは古巣であるバイエルンの優勝を願った。

ブンデスリーガで31試合を消化して首位に立ち、リーグ11連覇が近づくバイエルン。しかし、2位ドルトムントが1ポイント差でピタリと追走しているため、残る3試合は1ポイントも落とせない状況となっている。

ドイツ国内ではドルトムントの2011-12シーズン以来となる優勝を望む声もあるが、両クラブに所属した経歴を持つレヴァンドフスキの心は依然として昨夏に退団したバイエルンにあるようだ。

バイエルンであらゆるタイトルを獲得し、6度の得点王にも輝いたポーランド代表FWは、ドイツ『Sport1』に出演した際、バイエルンの優勝を望むと宣言。今季はユリアン・ナーゲルスマン監督の電撃解任などでクラブに少なくない批判もある中で、シーズンの終わらせ方が重要になると主張した。

「ドイツやヨーロッパの多くの人々が、ブンデスリーガでドルトムントに優勝してほしいと言っているのを聞いたよ。でも、僕はそうではない。僕は常にバイエルンのことを考えているからね」

「僕はいつも、バイエルンのみんなが勝っている姿を見ていたい。そうすることで、彼らが自分たちこそ最高だと示す姿をただ眺めていたいんだ」

「バイエルンは良い道を歩んでいると思うが、それでも非常にエキサイティングなシーズンの終わりを期待している。シーズン中はクラブについて多くの憶測が飛び交い、多くの人がその状況について話していた。でも、もっとも重要なのは、最後に何があるかということだろう」