マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

9日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでシティはアウェイでマドリーと対戦した。

ディフェンディングチャンピオンのマドリーと、悲願のCL制覇を目指すシティの一戦。スペクタクルな両チームの対戦となった中、先手を取ったのはホームチーム。36分にヴィニシウス・ジュニオールがゴールを奪う。

先制を許したシティは、内容こそ悪くないものの、エースであるアーリング・ハーランドが効果的なプレーをさせてもらえない。それでも67分、ケビン・デ・ブライネが値千金の同点ゴール。その後は互いにゴールを奪えず、1-1の引き分けに終わった。

1stレグをアウェイで引き分けたシティ。グアルディオラ監督は、タイトな試合だったと振り返り、マドリーを称えながらも、2ndレグに向けて何をしなければいけないかを理解しているとした。

「本当に緊迫した試合だった。チームにはおめでとうと言いたい。なぜなら、この大会とこのシナリオにおいて、チームはその歴史、特にクオリティの点で常にとても難しかった」

「我々は非常に良いスタートを切り、我々が良くなると、彼らは(エドゥアルド・)カマヴィンガが信じられないトランジションを、ヴィニシウス(・ジュニオール)が信じられないほどのフィニッシュを見せた」

「そして後半、彼らが我々よりも優れていたとき、我々はゴールを決めることができた」

「タイトな試合だった。マンチェスターではまだ開かれており、ホームで仲間とプレーする決勝になるだろう。楽しみにしている」

「努力は信じられないほど素晴らしかった。もう、プレーオフのようなものだ」

「我々は彼らが何をしたか、正確に把握している。恐らく彼らは何かを調整してくるだろうし、もしかしたらそうではないかもしれない。(ダビド・)アラバと(アントニオ・)リュディガーがアーリングにとても近く、いくつかのポジションではもう少し上手く守備をして、攻撃できるのかを確認する必要がある。スペースは(フェデリコ・)バルベルデと(トニ・)クロースが支配しており、アーリングのスペースを見つけることは簡単ではなかった」

「しかし、2ndレグではより流動的に、もう少しリズム良くプレーできるように、何かを調整しようと思う。なぜなら、我々はホームでプレーでき、ホームでは仲間と共に心地よく過ごすことができるからだ。トライしていきたい」

「そのゲームで勝利したチームが、決勝に進むこととなる」

また、この結果はマドリーにとって良いものだとコメント。大勝は期待できなかったとし、2ndレグの勝利に向けて準備するとした。

「レアル・マドリーにとっては、1-1のほうが3-0より良いだろう」

「勝ちたいと思っていたが、大きな結果を残すことは期待できなかったと感じている」

「2ndレグでは少し調整できると予想している。我々が何をしなければならなかったのかは、少し考えがある」