レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

9日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでマドリーはホームでシティと対戦した。

ディフェンディングチャンピオンとして、悲願のCL制覇を目指すシティを迎えた一戦。スペクタクルな両チームの対戦となった中、先手を取ったのはマドリー。36分にヴィニシウス・ジュニオールがゴールを奪うことに成功する。

先制したマドリーはだったが、67分にケビン・デ・ブライネに同点ゴールを奪われてしまい、その後は互いにゴールを奪えず、1-1の引き分けに終わった。

1stレグをホームで引き分けたマドリー。アンチェロッティ監督は、シティにボールを保持されながらも悪くない結果だとした。

「自業自得ではあり、勝てたかもしれないが、こういうこともある。良い試合であり、2ndレグに向けて良い感触を持つことができた。最初の20分間は彼らがボールを保持していたが、問題は起こらなかった」

「マンチェスター・シティがボールを保持することは普通のことだが、だからといって我々が混乱に陥ることはない。我々はゴールを決め、その後は良いプレーをし、試合をうまくコントロールしてチャンスもあった。我々は試合内容に非常に満足しており、2ndレグでも同じことができればと願っている」

また、2ndレグはアウェイで戦うことに。シティを警戒しながらも、攻略法は見つかっているようだ。

「ホームでプレーするので、彼らはさらにプッシュしてくるだろう。戦略は素晴らしく、後半はマンチェスター・シティを上手くコントロールした」

「そこではボールをもっと動かし、チャンスも増えていた。前半はボールに対する忍耐力が足りなかった。前半の20分間は、後半と同じようにボールを持つことができたはずだ」