リーグ・アンで大躍進を遂げるRCランスだが、主軸の3選手がプレミアリーグから関心を集めているようだ。イギリス『90min』が伝えている。

過去2シーズンはいずれも7位だったRCランス。しかし、今シーズンは第34節を終えて首位パリ・サンジェルマン(PSG)と6ポイント差の2位につけており、逆転優勝に望みを残している状況。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場にはかなり近づいている。

そんなチームにおける最終ラインの要がオーストリア代表DFケビン・ダンソ(24)、中盤の要がコートジボワール代表MFセコ・フォファナ(28)、そして絶対的エースがベルギー代表FWロイス・オペンダ(23)。この3選手がいま、プレミアリーグから大変大きな注目を集めているという。

2019-20シーズンの1年間だけサウサンプトンに在籍していたことでも知られるダンソは、2021年8月にアウグスブルクからRCランスへ加入後、すぐに定位置を確保。今シーズンはここまでリーグ・アンの全34試合にフルタイム出場し、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、ニューカッスルなどが関心を寄せているとのことだ。

マンチェスター・シティの下部組織で育ったセコ・フォファナは、シティでの公式戦出場こそ叶わなかったが、ウディネーゼを経由して2020年8月にRCランスへ加入。昨シーズンからはキャプテンに就任し、28歳と若手ではないものの、プレーメーカーとしての実力は確か。こちらもリバプールとニューカッスル、さらにウェストハムが注目しているとされる。

そして、ベルギー代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場していたオペンダは、昨年7月にクラブ・ブルージュから加入したばかりの頼れるエース。今シーズンのリーグ・アン全34試合の出場で19ゴール3アシストを記録し、直近8試合で10得点とここにきて勢いが増しているなか、アーセナルが今夏の獲得を検討しているとみられている。

なお、セコ・フォファナとオペンダは6日に行われたリーグ・アン第34節のマルセイユ戦でそれぞれゴールを決め、RCランスの2-1の勝利に貢献。アーセナル、ユナイテッド、リバプール、ニューカッスル、ウェストハムなどはこの一戦にスカウトを派遣していたとのことだ。

ダンソ、セコ・フォファナ、オペンダはチームの屋台骨となる選手。3選手揃って引き抜かれるようなことがあれば、RCランスにとってこの上ない痛手となるはずだが、果たして。

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