インテルのシモーネ・インザーギ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝でのミラノ・ダービーについてコメントした。『フットボール・イタリア』が伝えている。

10日に行われるCL準決勝1stレグで、インテルはミランと対戦する。 両者のCLでの対戦は実に18年ぶりとなり、インテルはCLでの過去2度の対戦で、ミランに勝つことができていない。しかし、インテルは直近のセリエAのリーグ戦で3連勝、今シーズンのCLのトーナメントでは無敗を誇るなど、勢いを持ってこのダービーを迎える。

インザーギ監督は、今の調子がチームに自信を与えていると手応えを感じつつ、最善を尽くす必要があると気を引き締めた。

「ここ数試合、我々は可能な限り最高の準備をしてきた。この試合がCLの準決勝であり、ダービーであることを十分に理解している。全員がこの試合の重要性を理解していて、最善の方法でプレーしなければいけないと考えている」

「我々は頭と心を存分に使う必要がある。心に関しては何の疑いもない。0−0の状況から180分間プレーしなければいけない。試合中の危険な瞬間や、予測不可能なハプニングが起きる時には、賢明に頭を使う必要がある」

インザーギ監督は、“ミラノ・ダービー“の存在について、そして今シーズンの公式戦で13ゴール13アシストを記録しているミランのキープレイヤー、ポルトガル代表FWラファエル・レオンについて言及した。

「“ダービー“が何を意味するかは知っている。我々は、この20カ月で7試合ミランと対戦した。勝ちも負けも経験したが、全ての試合に特徴があった」

「我々は、全員が相手選手のクオリティについて理解している。(ラファエル・)レオンがプレーするかどうかはわからないが、彼を封じるためのプランを持っておくだろう。しかし、最終的なゲームプランは変わらない。選手たちが求められたことに対し、全力を尽くすだろう」

「ミランは、とてもよく訓練されている質の高いチームだ。彼らはこの舞台に戻ってきただけでなく、戦い方を知っている。我々は彼らへの挑戦をためらわない」

準決勝はレアルvsシティのリーグ王者対決にミランvsインテルのミラノダービー
『チャンピオンズリーグ』WOWOWで独占生放送&ライブ配信!
>詳しくはこちら