レバークーゼンが、アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカ(30)の獲得に再び乗り出しているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。

今シーズンの公式戦では44試合に出場し、7ゴール7アシストを記録しているジャカ。プレミアリーグで逆転優勝を狙う、アーセナルの中盤の要となっている。

2019年にはアーセナルサポーターと衝突があり、キャプテンを剥奪されるなどしたジャカだが、現在はチームのバランスを取りつつもゴールに絡むプレーが評価され、最も愛される選手の1人になっている。

そんなジャカに対し、元スペイン代表MFシャビ・アロンソ監督が指揮するレバークーゼンが、関心を持っているようだ。レバークーゼンは昨年の夏にもジャカの獲得を試みたと伝えられており、再びアタックをした形になる。

アーセナルは、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL) に向けて、夏に中盤の選手を2人補強すると伝えられており、ウエストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)を第1ターゲットにしているようだ。その他にも、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテ(32)の名前があがっている。

アーセナルは、今夏のライス獲得に自信を持っているとされているが、ポジションと役回りはジャカと被ることが多いと見られており、もし加入した場合、中盤のスタメン争いは熾烈になることが予想される。

ジャカとアーセナルの契約は1年残っており、さらに1年のオプションがついているとされている。年齢と契約の関係上、移籍金は2000万ポンド(約34億円)前後になると見られているが、アーセナルはジャカのクラブへの貢献を認めており、最終的には本人に移籍の決定権を与えるようだ。

シャビ・アロンソ監督と、アーセナルのミケル・アルテタ監督は親しい友人として知られているが、ジャカの移籍に関して話すことはあるのだろうか。アーセナルの要の動向に注目が集まる。

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