男子テニス世界ランク2位のカルロス・アルカラスが生メッシに感動している。イギリス『SPORTBIBLE』が伝えている。

8日、「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2023」が開催。「スポーツ界のアカデミー賞」とも言われる同賞。世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが、2022年のスポーツシーンにおいて、最も優れた功績を残した個人や団体を表彰した。

年間最優秀男子選手部門には、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表のエースかつキャプテンとして、7ゴールでチームを牽引したFWリオネル・メッシが選ばれ、2020年に続いて2度目の受賞となっていた。

一方、2022年のテニス界で、9月には全米オープンで四大大会初優勝を飾り、史上最年少で年間最終世界ランク1位にも輝いた20歳の新鋭アルカラスは、ブレイクスルー賞を受賞していた。

授賞式に出席したアルカラスは、メッシの対面ついて「クレイジーだ。彼には会ったことがない。彼に同じ場所にいるなんてクレイジーだよ。正直言って、これは僕にとってクレイジーだ」とクレイジーを連発。さらにその後リポーターからメッシが来たことを伝えられると、アルカラスは思わずニンマリ。待望の握手をかわし、メッシの妻であるアントネラ・ロクソさんとも挨拶していた。

アルカラスとメッシのやり取りは、SNS上でも「最高の瞬間」として注目され、「ファンにしか見えない」、「少年に戻ったみたいだ」、「あまりに微笑ましい」と多く反響が寄せられた。

スペイン生まれのアルカラスにとって、長くバルセロナで輝かしいキャリアを送ったメッシは憧れの大スターだったようだ。