ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグ、ユベントスvsセビージャが11日に行われ、1-1で引き分けた。

準々決勝でスポルティングCPを下したユベントスは、ヴラホビッチとディ・マリアの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。

一方、6度のEL(UEFAカップ)優勝を誇るセビージャは、マンチェスター・ユナイテッドを下してベスト4に進出。そのセビージャは最前線にエン=ネシリ、2列目に右からオカンポス、オリベル・トーレス、ブライアン・ヒルと並べる[4-2-3-1]で臨んだ。

立ち上がりの主導権争いを経て12分、ユベントスはコスティッチがボックス内から際どいシュートを浴びせる。しかし14、17分とセビージャはオカンポスのオンターゲットのヘディングシュートでGKシュチェスニーを強襲して応戦した。

互いに好機を作った中19分、ユベントスに決定機。左サイドを抜け出したコスティッチのクロスにヴラホビッチが合わせるもシュートは枠を捉えきれず。

すると26分、セビージャが先制する。右サイドのスペースを突いたオカンポスのクロスをこちらはエン=ネシリがしっかりとゴールに蹴り込んだ。

先制後の34分、攻撃を牽引していたオカンポスが負傷するアクシデントに見舞われたセビージャはモンティエルを投入。ヘスス・ナバスを1列前に配置した。

それでもハーフタイムにかけてはセビージャが主導権を握り、39分にはラキティッチのミドルでGKシュチェスニーを強襲。押し込み続ける展開とした中、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、イリングとキエーザを投入したユベントスは4バックに変更。そのユベントスが押し込む流れを作っていくと、63分にイリングのミドルで牽制。

その後、ディ・マリアに代えてポグバを投入したユベントスだったが、自陣に引いて受け流すセビージャが余裕を持って対応していく。

そのまま試合巧者セビージャが1点のリードを保って1stレグを先勝するかに思われたが、ラストプレーでユベントスが追いつく。CKの流れからポグバがヘッドで繋ぎ、最後はガッティが頭で押し込んだ。

直後に試合はタイムアップ。ユベントスが辛くも引き分けに持ち込み、来週行われる2ndレグに決勝進出の行方は委ねられることになった。

準決勝はレアルvsシティのリーグ王者対決にミランvsインテルのミラノダービー
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