見事にスコティッシュ・プレミアシップで連覇を達成したセルティック。夏の移籍市場では新たな日本人選手に関心を持っているようだ。

アンジェ・ポステコグルー監督が率いて2年目のセルティック。昨シーズン以上に今シーズンはチームの完成度が上がり、圧倒的な強さを見せると、53回目のリーグ優勝を連覇で達成した。

ポステコグルー監督就任後に増えた日本人選手も、今シーズンはFW古橋亨梧、MF旗手怜央、FW前田大然、MF井手口陽介の4名でスタートし、1月に井手口がレンタル移籍で離れた一方で、横浜F・マリノスのMF岩田智輝、ヴィッセル神戸のDF小林友希を獲得し、5人が所属していた。

岩田と小林に関しては、出場時間が限定的ではあったが、古橋は得点ランキングのトップを走り続け、旗手はリーグの年間MVPの最終候補に残り、前田もゴールとアシストで貢献していた。

日本人熱が高まるセルティックだが、ポステコグルー監督は今夏も補強に動くと見られており、イギリス『デイリー・レコード』によれば、それはアルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎(25)とのことだ。

伊藤は浦和レッズでキャリアをスタート。しかし、高い選手層の壁にぶち当たり、水戸ホーリーホック、大分トリニータで武者修行。浦和に復帰するも出番は増えず、2022年に新潟へと完全移籍した。

すると、J2を戦っていた新潟でブレイク。チームの6年ぶりのJ1昇格に貢献すると、今シーズンはここまでJ1で12試合に出場し6ゴールを記録する活躍。前線を強化したいセルティックとしては、適した人材だと考えているようだ。

自身の目でも見たことがあり、Jリーグでしっかりと活躍して結果を残している選手を連れてきているポステコグルー監督。そして、それらの選手がしっかりとパフォーマンスを見せてタイトル獲得に貢献していることもあり、夏の動向にも大きな注目が集まることになりそうだ。

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