日本サッカー協会(JFA)のロールモデルコーチを務める元日本代表DFの内田篤人氏が、20日に開幕を迎えるU-20ワールドカップ(W杯)に向けて出国したことを明かした。

元々はインドネシアで開催予定だったU-20W杯だが、イスラエルが出場権を獲得したことで、宗教的な観点から国内で抗議活動が発生。国際サッカー連盟(FIFA)は、インドネシアから開催権を剥奪すると、急遽アルゼンチンでの開催が決定した。

20日に開幕を迎える中、ロールモデルコーチとしてチームに帯同する内田氏のオフィシャルアカウントがツイッターを更新。出国を明かすとともに、「アルゼンチンで開催されるFIFA U-20ワールドカップ これからの日本サッカーを背負って行く若い選手達の応援お願いします!!」とファンに呼びかけた。

内田氏は自身の写真を2枚アップしているのだが、そのうち1枚がスーツ姿でベンチに腰かけている姿。コーチ感の強い1枚だが、ベンチには座席ごとに番号が振られており、内田氏は「2」番の席に座っていたのだ。

「2」と言えば、内田氏が現役時代に鹿島アントラーズで長く着用し、日本代表でも途中からつけていた番号だ。

今回座ったのが意図的かは不明だが、内田氏の「2」へのこだわりは強いことで知られており、気が付いたファンも「2番に座ってる〜」の声があった。

また、もう1枚のトレーニングウェア姿も含め、「1枚目の画像、若い選手かと思った!」、「左は選手じゃん まじで。コーチにはみえない」、「うっちー、やっぱりいつまでもカッコいい〜」とファンからコメントが寄せられていた。

内田氏も帯同する日本は、グループステージでセネガル、コロンビア、イスラエルと対戦。2017年、2019年と2大会連続でベスト16に終わっている中、更なる高みを目指して戦うこととなる。