チェルシーは13日、プレミアリーグ第36節でノッティンガム・フォレストと対戦し2-2の引き分けに終わった。

前節のボーンマス戦で公式戦10試合ぶりの勝利を飾った11位チェルシー(勝ち点42)は、その試合から先発を5人変更。GKケパやカンテ、ムドリク、ハヴァーツらに代えてGKメンディ、コバチッチ、スターリング、フェリックスらを先発で起用した。

残留争いに巻き込まれる16位フォレスト(勝ち点33)に対し、チェルシーは13分にピンチ。サイドチェンジをバイタルエリア左手前で受けたロディがダイレクトでクロスを供給すると、これをアウォニイが頭でゴールに流し込んだ。

先制を許したチェルシーは18分、エンソ・フェルナンデスのロングパスでDFの裏に抜け出したスターリングが決定機を迎えたが、シュートはウォーラルのスライディングブロックに阻まれた。

その後もポゼッションで上回るチェルシーは、33分にも左サイドを突破したホールがチャンスを演出。クロスからゴール前に走り込んだフェリックスがヘディングシュートを放ったが、これはGKケイロル・ナバスのセーブに防がれた。

1点を追うチェルシーは42分にアクシデント。右ヒザを痛めたコバチッチがピッチに座り込むと、そのまま歩いてピッチを後にし、45分にロフタス=チークが投入された。

迎えた後半、チェルシーは早い時間に追いつく。51分、マドゥエケのパスをボックス右深くで受けたチャロバーが折り返氏を供給すると、中央に抜けたボールをスターリングがダイレクトシュートで合わせると、イエーツにディフレクトしたボールがゴール右に決まった。

同点弾で勢いづくチェルシーは、58分にも中盤でボールを奪ったロフタス=チークがドリブルで持ち上がると、ラストパスをボックス左で受けたスターリングがコントロールショットをゴール右に突き刺した。

逆転に成功したチェルシーだが、すぐに追いつかれる。62分、左サイドからのロングスローのこぼれ球をボックス手前のマンガラがワンタッチでゴール前に送ると、これをアウォニイがヘディングシュートで叩き込んだ。

追いつかれたチェルシーは、73分にフェリックスとマドゥエケを下げてハヴァーツとツィエクを投入。しかし、アタッキングサードまでボールを運ぶものの、引いて守るフォレスト守備陣の前になかなか決定機まで至らない状況が続く。

終了間際にはツィエクやギャラガーがボックスの外からミドルシュートでゴールを狙ったが、共にシュートはGKケイロル・ナバスにキャッチされ、そのままタイムアップ。

スターリングの2ゴールで一時は逆転したチェルシーだが、残留争い中のフォレスト相手に追いつかれ、リーグ戦連勝とはならなかった。

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