ターンオーバー敢行もインテル、ラウカク揃い踏みで5連勝《セリエA》
前節ローマを下して4連勝としたインテル(勝ち点63)は、3日前に行われたチャンピオンズリーグのミラノ・ダービーでは2-0と快勝。ターンオーバーをしつつ3日後のリターンマッチに備えた。
13位サッスオーロ(勝ち点44)に対し、ルカクとホアキン・コレアの2トップで臨んだインテルは、11分に失点しかける。左サイドからのローリエンのクロスをファーサイドのベラルディに押し込まれたが、VARの末にローリエンにオフサイドがあって助かった。
さらに19分にもマテウス・エンリケに決定的なヘディングシュートを許したインテルは、前半半ば以降攻めあぐねる状況が続く。
それでも42分に先制する。ルカクが力強いポストワークから反転。ボックス手前から強烈なミドルシュートを突き刺した。
迎えた後半、55分にインテルに追加点。右サイドからのベッラノーバの鋭いクロスがトレソルディのオウンゴールを誘った。
さらに3分後、後半から出場していたラウタロにゴール。ボックス手前から左足を振り抜くとDFに当たってディフレクトしたシュートがゴールに吸い込まれた。
その後、マテウス・エンリケに一矢報いられたインテルは、77分にフラッテージにヘディングシュートを許して1点差に詰め寄られるも、89分にルカクがドッピエッタを記録し4-2で勝利。
リーグ戦5連勝、公式戦7連勝としてCLミラノ・ダービーに弾みを付けている。