アーセナルが主将のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(24)との新契約を検討しているようだ。イギリス『90min』が伝えた。

ウーデゴールは若くして才能を見出され、2015年1月にレアル・マドリーの下部組織に加入。しかし、スターだらけの分厚い選手層に阻まれ輝けず、ヘーレンフェーン、フィテッセ、レアル・ソシエダ、そしてアーセナルへの武者修行を繰り返していた。

すると、アーセナルでの半年間で高いパフォーマンスを披露。本人も居心地の良さを感じ、2021年8月に完全移籍で加入した。

現在はキャプテンを務めるまでとなり、チームも優勝争いをした今シーズンはプレミアリーグ35試合で15ゴール7アシストと気を吐いている。

アーセナルとは加入時に2025年夏までの契約を結んでいたが、ミケル・アルテタ監督率いるチームにおいては最重要選手という位置付け。この先のクラブの成功のために必要な人材であり、大型契約を提示するとみられている。

『90min』によれば、ウーデゴールの代理人が大幅な昇級を含む契約延長を視野に入れて、アーセナルとこの先交渉を行うことを認めたという。

ウーデゴールの前にキャプテンを務めていたスイス代表MFグラニト・ジャカの退団は決定的。チームを支える選手を長い間引き止められるか。アーセナルはウーデゴール以外にも、イングランド代表GKアーロン・ラムズデール、イングランド代表FWブカヨ・サカとの新契約締結が近づいており、フランス代表DFウィリアム・サリバとも交渉を進めている。