ブンデスリーガ第33節、シャルケvsフランクフルトが20日に行われ、2-2で引き分けた。シャルケのDF吉田麻也とMF上月壮一郎は欠場、フランクフルトのMF鎌田大地はフル出場、DF長谷部誠はベンチ入りも出場しなかった。

16位シャルケ(勝ち点30)は前節、バイエルンに大敗。後半から出場して4失点目に関与した吉田はベンチ外となった。

対する8位フランクフルト(勝ち点46)は前節マインツ戦、鎌田のPK弾などで快勝。リーグ戦11試合ぶりの勝利とした中、鎌田が引き続き[3-4-2-1]の2シャドーの一角でスタメンとなった。

開始48秒、シャルケが最高のスタートを切る。左サイドからのサラサールのFKをテローデがヘッドで押し込んで先制した。

さらに15分、FKからイェンツのヘディングシュートで追加点に迫ったシャルケだったが、21分にフランクフルトが追いつく。

決めたのは2戦連発となる鎌田。コロ・ムアニのパスを受けたボックス手前左の鎌田がカットインから右足を振り抜くと、GKの脇をすり抜けてゴールに吸い込まれた。

前半半ば以降も互角の攻防が続いた中、40分に再び鎌田に好機。しかし右クロスにボレーで合わせた鎌田のシュートは枠を捉えきれず1-1で前半を終えた。

迎えた後半、互角の攻防で立ち上がった中、フランクフルトが59分に逆転する。CKの流れからボックス右のスペースでゲッツェのスルーパスを受けたトゥーレのクロスをトゥタが蹴り込んだ。

逆転されたシャルケだったが、終盤にかけて攻め立てると、79分にCKの流れからイェンツのヘディングシュートでゴールに迫る。

ここはGKトラップのファインセーブに阻まれたが、85分に追いついた。敵陣左サイドでマトリシアニがボールを奪った流れからモールの左クロスをポルターがボレーで合わせた。

このまま2-2でタイムアップ。シャルケは勝ち点1を積み上げたが、15位ボーフムもヘルタ・ベルリンに引き分けたため順位に変動はなく最終節を迎えることになった。