パリ・サンジェルマン(PSG)は21日、リーグ・アン第36節でオセールと対戦し2-1で勝利した。

今節の結果次第で優勝がほぼ確定する首位のPSG(勝ち点81)は、圧勝したアジャクシオ戦の先発から出場停止のハキミをザイール=エメリに変更した以外は、同じ先発メンバーを採用した。

1部残留を目指す16位オセール(勝ち点34)に対し、PSGは開始早々に先制する。6分、ファビアン・ルイスの縦パスをボックス内で受けたムバッペがゴール前まで切り込み、ゴール右上にシュートを突き刺した。

幸先よく先制したPSGは8分にも、バイタルエリア右でパスを受けたメッシがワンタッチで中央に送ると、エキティケがスルーしたボールをペナルティアーク内のムバッペがダイレクトシュートで合わせると、これがゴール右に突き刺さった。

その後も主導権を握ったPSGだが、38分にピンチ。左クロスのクリアボールをボックス右手前のラヴェロソンがダイレクトシュートで狙うと、これがクロスバーを直撃した。

迎えた後半、PSGは早い時間に1点を返される。51分、GKラドゥのロングフィードを最前線のダ・コスタが頭でつなぐと、DFの裏に抜け出したシナヨコがボックス内まで切り込み、冷静にシュートを流し込んだ。

さらにPSGは53分にアクシデントに見舞われる。右モモ裏を痛めたエキティケがピッチに座り込むと、そのままプレー続行不可能となりヴィティーニャが緊急投入された。

膠着状態が続く中、PSGは75分に再びピンチを迎える。75分、ボックス左横のダ・コスタが中央に送ったパスを受けたアンが節妙なターンでセルヒオ・ラモスをかわしシュート。しかし、これはGKドンナルンマの好セーブで難を逃れた。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。ムバッペの2ゴールで逃げ切ったPSGが、リーグ連覇に王手をかけた。

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