アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(38)に移籍話が浮上している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

C・ロナウドは昨年11月のメディアインタビューで当時の所属先だったマンチェスター・ユナイテッドの批判に走った末、喧嘩別れ。同年末に2年半契約でサウジアラビアの強豪行きを決断した。

年俸は総額2億ユーロ(約298億2000万円)の超破格で、入団セレモニーもド派手に催され、その期待に応えるようにここまで公式戦18試合で14ゴール。2度のハットトリックもやり遂げている。

そんなC・ロナウドだが、クラブの現実や現代社会からほど遠い国の実情に触れ、我慢の限界に。周囲に退団願望を漏らし始め、欧州復帰か、他の市場を探す明確な目的を抱いているという。

正当な理由なしの退団なら、国際サッカー連盟(FIFA)の規定により、契約の残り2年分をクラブに補償しなければならず、出場資格停止処分の恐れもあるというが、果たして。