ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が日本代表MF三笘薫にもうひと皮むけた存在になるよう要求した。

プレミアリーグ挑戦1年目の三笘だが、ここまで39試合に出場する公式戦では二桁の10ゴールを決めるほか、アシスト数も8つ。大きなインパクトを残すドリブルは今や対戦相手も警戒する武器となり、ピッチ外では将来を巡る報道も熱を帯び始めている。

今季のプレミアリーグではここまで日本人選手の1シーズン最多得点記録となる7ゴールを決めるが、自身が途中から指揮を執るようになってから、左ウィングの一番手として重宝するデ・ゼルビ監督はフィニッシュの部分により鋭さを求めているようだ。

イギリス『スカイ・スポーツ』によると、イタリア人指揮官はブライトン史上初となる欧州カップ戦の出場権獲得に大きく貢献した26歳に満足感を示しつつ、ゴール数をもっと伸ばせると話している。

「来季は最低でも15ゴールを決めてほしいね。彼にはそれだけのクオリティとポテンシャルがあるのだから。でも、プレミアリーグでの1年目であるのを考えると、パフォーマンスぶりは素晴らしいよ」

また、アレクシス・マク・アリスターや、モイセス・カイセドといった他のスターとともに騒がれる去就を巡っても「(三笘は来季もここで?) イエスだ。間違いなくね」と改めて残留を強調している。