アトレティコ・マドリーは24日、ラ・リーガ第36節でエスパニョールと対戦し3-3で引き分けに終わった。

前節の勝利で4位以内が確定し来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した2位アトレティコ(勝ち点72)は、直近のオサスナ戦の先発からモラタをアンヘル・コレアに変更した以外は、同じ先発メンバーを起用した。

降格圏の19位に沈むエスパニョール(勝ち点34)に対し、アトレティコは21分に決定機。エルモソのロングスルーパスでボックス左に抜け出したサウールが角度のないところから左足のシュートをファーポストに流し込んだ。

その後は膠着状態が続く中、アトレティコは前半終了間際に追加点を奪う。44分、ボックス左から侵入したカラスコの折り返しをサウールがシュート。さらに相手GKが弾いたこぼれ球をカラスコがダイレクトで狙うと、右ポストに弾かれたボールをグリーズマンが詰めたが、これはGKパチェコに掻き出した。

しかし、VARで確認した結果、ボールはゴールラインを越えており、アトレティコのゴールが認められた。

迎えた後半、アトレティコは開始15秒でスコアを動かす。最終ラインから供給されたロングフィードは相手DFに跳ね返されるも中盤のデ・パウルがワンタッチが前線に送ると、モリーナの落としを受けたアンヘル・コレアがミドルシュート。これは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をカラスコが押し込んだ。

リードを広げたアトレティコだったが、64分にモンテスのゴールで1点を返されると、74分にはGKグルビッチがボックス内で7を倒してPKを献上。これをホセルの決められ、1点差に迫られた。

2点を返して攻勢を強めるエスパニョールの勢いにのまれたアトレティコは、79分にもA・ビダルの右クロスからヴィニシウス・ソウザにヘディングシュートを叩き込まれ、試合を振り出しに戻された。

劣勢の続くアトレティコは84分にもピンチ。エスポジトのラストパスに反応したホセルが決定機を迎えたが、シュートはGKグルビッチの好セーブで難を逃れた。

結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。3点差を守り切れなかったアトレティコは勝ち点1を獲得するにとどまり、3位に後退している。

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