24日、スコティッシュ・プレミアシップ第37節が行われ、セルティックはアウェイでハイバーニアンと対戦。4-2で惨敗に終わった。

すでにリーグ優勝を決めているセルティック。スコティッシュFAカップ決勝に向けて調整を進める試合となっている中、この試合ではDF小林友希、MF岩田智輝、MF旗手怜央が先発出場。FW前田大然は22分から、FW古橋亨梧は81分から途中出場を果たした。

試合は立ち上がりからハイバーニアンが押し込んでいく展開に。セルティックもリエル・アバダのシュートなどでチャンスを作るが、ゴールは生まれない。すると22分にアクシデント。セアド・ハクシャバノビッチに代わり、前田が投入される。

途中出場となった前田だったがチャンスメイク。41分にアレクサンドロ・ベルナベイからのスルーパスに抜け出すと、ボックス内左からグラウンダーのクロス。これをカラム・マクレガーが蹴り込みに行ったところを倒されPK獲得。キッカーを任された旗手は冷静にGKの逆を突いて蹴り込み、セルティックが先制する。

幸先良く先制したセルティックだったが、後半に入り徐々に綻びが。52分にはクリアボールをボックス内でエリー・ユーアンに豪快にボレーで決められ追いつかれる。

それでも58分、旗手が右サイドを持ち出し展開。ベルナベイが早めのクロスを入れると、ボックス中央でキープしたオ・ヒョンギュが落ち着いて決め切り、セルティックが再び勝ち越しに成功する。

リードを奪ったセルティックだったが再びアクシデント。プレスに行った前田が67分に2枚目のイエローカードをもらい退場処分に。数的不利となると、今度はオ・ヒョンギュを後方から倒したジェイク・ドイル=ヘイズが一発退場。しかし、ここにVARが介入。オンフィールド・レビューの結果、イエローカードに変更された。

数的優位のままとなったハイバーニアンは、75分にPKをケビン・ニスベットが落ち着いて決めて同点に追いつくと、80分にはユーアンのブレ球ミドルシュートをGKスコット・ベインがファンブルしてしまい逆転を許すことに。86分には左からのクロスをヘディングで合わされると、オウンゴールとなり試合終了。4-2で惨敗に終わった。

ハイバーニアン 4-2 セルティック
【ハイバーニアン】
エリー・ユーアン(後7、後35)
ケビン・ニスベット(後30)
オウンゴール(後41)
【セルティック】
旗手怜央(前41)
オ・ヒョンギュ(後13)



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