ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムは、ブンデスリーガ制覇が懸かるマインツ戦の出場の可否が微妙な状況のようだ。ドイツ『スカイ』が伝えている。

ドルトムントは、27日に行われる今シーズンのブンデスリーガ最終節を前に、11連覇中の王者バイエルンと2ポイント差の首位に立つ。そして、ホーム開催のマインツ戦で勝利できれば、11シーズンぶりのマイスターシャーレ獲得となる。

しかし、この重要な大一番を前に、今季ここまでリーグ戦31試合8ゴール5アシストの数字を残してきた主軸に欠場の可能性が浮上している。

ドルトムントを率いるエディン・テルジッチ監督は25日に行われた公式会見の場で、ヒザの問題で前節のアウグスブルク戦を欠場したベリンガムの状態に言及。

「今日(木曜日)と明日(金曜日)のトレーニングセッションを見て、スタメンとして十分かどうかを判断するつもりだ」

「我々としては過去14日間に彼が示した献身が報われ、週末までに利用可能になることを願っている」

なお、ベリンガムは今夏の移籍市場でレアル・マドリー移籍が既定路線と言われており、今回のマインツ戦はジグナル・イドゥナ・パルクでのラストプレーの可能性が高く、優勝と共にこれまで一緒に戦ってきたサポーターに最後の雄姿を見せるという意味でも、どうにか間に合わせたいところだ。