【明治安田生命J1リーグ第15節】
2023年5月27日(土)
19:00キックオフ
京都サンガF.C.(14位/13pt) vs 浦和レッズ(8位/21pt)
[サンガスタジアム by KYOCERA]

◆苦しむ京都、連敗止められるか【京都サンガF.C.】

前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、2-1で敗戦。これでリーグ4連敗、6戦未勝利と苦しい戦いが続く。

ミッドウィークのYBCルヴァンカップではガンバ大阪を相手に選手を入れ替えて見事に勝利。公式戦7試合ぶりに勝利を掴み、気持ちは軽くなっただろう。

とはいえ課題は見えている。信条でもあるプレスがはまらず、相手にロングボールを蹴られてしまう。京都と1年間戦った相手としては、それだけ脅威に感じていることでもあるが、その対策を京都がどうとるか。プレスでハメたくても回避されることはあるだけに、守備ラインのパフォーマンス向上が求められる。

浦和はビルドアップもロングボールも使ってくるため、どちらにも対応をする必要があるが、特にサイド攻撃はケアが必要。昨季まで京都でプレーした荻原拓也との対戦も注目だ。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:若原智哉
DF:白井康介、井上黎生人、麻田将吾、佐藤響
MF:福岡慎平、川崎颯太、松田天馬
FW:山田楓喜、山﨑凌吾、木村勇大
監督:曺貴裁

◆控え組の奮起に応えるか【浦和レッズ】

前節はアウェイでのアビスパ福岡戦で0-0のゴールレスドロー。見せ場はほとんどなく、ビルドアップも上手くいかず、攻撃の形がよく作れないまま終わった。

一方でミッドウィークのルヴァンカップでは川崎フロンターレに逆転勝利。控え組がピッチに立った中、早々に先制されたものの、ホセ・カンテに初ゴールが生まれるなど勝利を収めた。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝あったためチーム作りに偏りがあった中、徐々に起用する選手の変化もあり、形を変えて行っている状況。カップ戦でもカンテを始め、ダヴィド・モーベルグが復調のアシスト、離脱していた酒井宏樹もオウンゴールを生み出すクロスなど結果を残している。

控え組がカップ戦で結果を残した中、今度は主力組の出番。リーグ戦で上位に行くためにも勝ち続ける必要があるが、京都の地でその強さを見せられるか。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:西川周作
DF:酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也
MF:伊藤敦樹、岩尾憲
MF:関根隆弘、安居海渡、大久保智明
FW:興梠慎三
監督:マチェイ・スコルジャ