日本代表に招集されたFW浅野拓磨がボーフムを残留に導くゴールを記録した。

27日、ブンデスリーガ最終節が行われ、ボーフムはレバークーゼンをホームに迎えた。

試合前の段階で16位と自動降格圏に位置。最低でも勝ち点を手にしなければいけない中、上位のレバークーゼンとの一戦となった。

[4-3-3]の右ウイングでこの試合も先発出場した浅野。すると19分、右サイドから浅野がクロス。これをフィリップ・フェルスターがボレーで叩き込み、ボーフムが先制する。

残留に向けて大きな先制ゴールを奪ったボーフム。すると34分に浅野が再び魅せる。

左CKからケビン・シュテーガーのクロス。これをボックス内に後方から走り込んだ浅野が、ディフェンスの後ろからダイレクトで合わせてネットを揺らした。

これが浅野にとって3月31日以来となる2カ月ぶりのリーグ戦3ゴール目となった。

ファンは「凄すぎる」、「マークを騙した演技派」、「ここで決めるんだもんな」、「これは持ってる」、「大事な時に役立つ」、「重要な時こそ決める」、「ここ一番で活躍するから代表なんだよな」とコメント。リーグ戦ではわずか3ゴールだが、重要な局面でのゴールには驚く声が多く集まった。

なお、ボーフムは3-0で勝利。シュツットガルトを抜き、14位に浮上して逆転で残留をもぎ取った。