ドルトムントがボルシアMGのアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニ(28)をフリーで獲得するようだ。

ドルトムントでは今季で在籍7年目のポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロがシーズン終了後の契約満了をもって退団。メインの左サイドバックのみならず、中盤もこなせるキープレイヤーを失う格好だが、その穴埋めを今季限りでボルシアMGを去るベンセバイニでカバーするという。

欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ベンセバイニはドルトムントとの書類にサインを済ませ、メディカルチェックも終了。近日中に公式発表に至る見通しとのことだ。

2019年夏にボルシアMG入りのベンセバイニは通算113試合の出場数をマークする左サイドバック。ラファエル・ゲレイロのように中盤をこなせるわけではないが、187cmのサイズがあり、センターバックとしてもプレーできる。

ベンセバイニの去就を巡っては4月中旬にボルシアMGのスポーツディレクター(SD)を務めるローランド・ヴィルクス氏からフランス代表FWマルクス・テュラムとともに今夏にクラブを去る旨が明らかにされている。