レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が男泣きした。

28日にラ・リーガ第37節でアトレティコ・マドリーと対戦したソシエダ。ホームのアトレティコに2-1で敗れたものの、CL出場権を争っていた5位ビジャレアルも敗れたことで、最終節を残して今季の4位フィニッシュが確定した。

ソシエダにとっては10シーズンぶりのCL出場権獲得。シーズン後半は思うように勝ち点を伸ばせず徐々に5位以下との勝ち点差が縮まっていたものの、念願の目標達成となった。

それだけに、指揮官にかかる重圧も大きかったのかもしれない。試合後にクラブの公式SNSが伝えたのは、涙を拭うイマノル・アルグアシル監督の姿だ。

スペイン『ムンド・デポルティーボ』も「チャンピオンズリーグという目標を達成したとき、イマノル・アルグアシルは感情を爆発させた。会長に抱かれ、選手たちの声援を受けた監督は、自分の仕事をやり遂げた喜びと満足感で涙をこらえることができなかった」とその様子を伝えている。

ロッカールームに戻ってからは、ユニフォームなどが入った金属製の箱を叩きながら、選手たちと一緒に歌っていたイマノル監督。自身にとっても初めてのCLの舞台でどんな指揮を見せてくれるだろうか。