【明治安田生命J1リーグ第11節】
2023年5月31日(水)
19:30キックオフ
浦和レッズ(6位/24pt) vs サンフレッチェ広島(4位/26pt)
[埼玉スタジアム2002]

◆苦手のプレスをどうかいくぐる?【浦和レッズ】

前節はアウェイで京都サンガF.C.戦を戦い、0-2で勝利。これで3戦無敗とした。

京都相手にもYBCルヴァンカップで来日初ゴールを決めたホセ・カンテがJリーグ初ゴールを記録。チームとして好材料もある中で、ビルドアップでは京都のプレスに苦しみ、ボールロストも目立った。

相手のプレスに苦しむことは今シーズン何度もあったが、ホセ・カンテや興梠慎三など、前線では時間を作れる選手が多い。ロングボールを的確に使っていくことで、よりプレーの幅は広げられるだろう。

サイド攻撃を主体に、ビルドアップとスペースへのロングボール、1トップに預けてポストプレーをしてもらうなど、攻撃のバリエーションを多く持ち、精度を上げていく事が浦和には必要。広島というプレスに強みを持つ相手にどう立ち振る舞うかは注目ポイントだ。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:西川周作
DF:酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也
MF:伊藤敦樹、岩尾憲
MF:関根貴大、安居海渡、大久保智明
FW:ホセ・カンテ
監督:マチェイ・スコルジャ

◆堅守をどう破る? ポイントはプレス【サンフレッチェ広島】

前節はケガ人の影響もありメンバーを入れ替えて戦った広島。ホームに湘南ベルマーレを迎えた中、1-0でしっかりと勝利を収め、連敗を「2」で止めた。

上位を争っていく上で、これ以上負けを重ねたくなかった広島。代役としてプレーした選手たちがしっかりとパフォーマンスを残し、チームとしての成長を感じさせた。

チームとしては良い刺激にもなったはず。これまで出番が多かった選手も突き上げを受けることで、より高いパフォーマンスを出そうと気持ちを強く持つはずだ。

今節の相手の浦和はアジア王者でもる。堅守を武器にここまで戦ってきた中、攻撃面で成果があまり出ていない広島としては正念場。いかにしてフィニッシュの精度を上げていくのか。まずは得意のプレスで浦和を封じ、しっかりとゴールを奪いたい。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:大迫敬介
DF:住吉ジェラニレショーン、荒木隼人、佐々木翔
MF:茶島雄介、松本泰志、野津田岳人、東俊希
MF:森島司、川村拓夢
FW:ナッシム・ベン・カリファ
監督:ミヒャエル・スキッベ