チェルシーはブライトン&ホーヴ・アルビオンにレンタル移籍中のU-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィル(20)を放出しない意向のようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

イングランド有数の若手として将来を嘱望されているコルウェル。チェルシー下部組織出身の選手だが、まだトップチームでの出場経験はなく、2021-22シーズンはチャンピオンシップ(英2部)のハダースフィールドで武者修行していた。

ブライトンへレンタル移籍を果たした今季は主力の1人として公式戦22試合に出場した。チームのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献し、さらなる経験を積んでいる。

ブライトンはコルウィルを完全移籍で獲得するため、チェルシーに3000万ポンド(約52億2000万円)のオファーを提示したという。しかし、チェルシーがこれを拒否。指揮官就任が決まっているマウリシオ・ポチェッティーノ監督がコルウィルを来季の構想に入れているようだ。

ブライトンは今夏、すでにワトフォードのブラジル人FWジョアン・ペドロ(21)の獲得合意を発表しているが、この際に要した移籍金がクラブレコードの3000万ポンドほどだと言われている。コルウィルも同額で確保しようと試みたようだ。

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