アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(38)が残留を宣言した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

C・ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドとの喧嘩別れを経て、昨年末にサウジアラビアを新天地に。チームこそサウジ・プロフェッショナルリーグの優勝を逃したものの、総額2億ユーロ(約298億2000万円)の超破格年俸にド派手な入団セレモニーと手厚く迎えられ、公式戦19試合で2度のハットトリックを含む14得点2アシストの数字を収めた。

最近では早くも退団を望むとする報道がなされたりもしたが、サウジ・プロフェッショナルリーグでのインタビューで「僕はここで幸せだし、ここでいたいし、い続ける。で、僕の意見としては彼らが向こう5年間、ここでやりたい仕事をし続けるなら、サウジアラビアのリーグは世界の5本指に入るリーグになれると思う」と語り、決意を新たにしている。

「僕はその世界の、文化の一部として、ここにい続ける。僕の試合、パフォーマンス、そして勝利を通して、人々を楽しませられたらと思うけど、改めてここに迎え入れてくれた感謝するし、ここにいる限り、ベストを尽くしたい」

また、サウジアラビアではトレーニングの習慣に違いを感じているようで、「ヨーロッパでは午前中のトレーニングが多いんだけど、ここでは午後、あるいは夜にかけてやる。ラマダン時は夜の10時からだ。でも、このような状況も経験だし、思い出の一部さ」と話すと、こう続けている。

「僕はそのような瞬間を生きたい。学べるからだ。難しいことではあるけど、今まで見たことのないようなことでもない。サウジアラビアのファンは本当にサッカーが好きで、人生を生きるのが好きなんだ。それは良いことだし、私は今までとても幸せだった」

そんなC・ロナウドは2位に終わった今季にも触れ、「僕の予想は少し違って、正直、何かを勝ち獲れると思っていたんだ。だから、来季はまだまだ良くなれると信じている。この5、6カ月で言ってみれば、チームは大きく改善したし、リーグも、すべてのチームもね」と述べている。