セリエB(イタリア2部)のピサは3日、元セルビア代表DFアレクサンダル・コラロフ(37)がクラブのスポーツ・ディレクター(SD)に就任したことを発表した。契約期間は2023年7月1日からの2年間となる。

ピサでは2021年夏からユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニの兄であるクラウディオ・キエッリーニ氏がSDを務めていたが、2023年6月30日で契約を満了し退団するとのことだ。

母国の名門ツルヴェナ・ズヴェズタの下部組織出身のコラロフは、2004年8月に同国のチュカリチュキというクラブでプロデビュー。その後、ラツィオやマンチェスター・シティ、ローマ、インテルなどで活躍。シティでは2度のプレミアリーグ制覇やEFLカップ優勝など、6つの主要タイトルを獲得し、インテルでもスクデットを獲得した。

2022年6月に現役引退を発表したコラロフは、スポーツ・ディレクターやスカウトになることを今後の目標を明かしていた。

なおイタリア『スカイ』によれば、今季セリエBを11位で終えたピサは、今季限りで契約満了となるルカ・ダンジェロ監督(51)を退任させ、後任として5月にトルコのファティ・カラギュムリュクを解任されたアンドレア・ピルロ氏(44)の招聘に動いているようだ。

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