ミランへの移籍が近づいているとされるフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(26)だが、まだ問題あるという。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。

フランクフルトの攻撃の中心として活躍し、2022-23シーズンはヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献。今シーズンもブンデスリーガで32試合に出場し9ゴール6アシストを記録していた。

クラブは鎌田の残留を望んだものの、退団することが決定。フリーで移籍できることもあり、多くのクラブが関心を寄せてきた。

当初はドルトムントへの移籍が合意したと報じられ、5年契約を結ぶとまで言われたが、鎌田の希望はドイツ国外への移籍だとされてなくなることに。リバプールやアトレティコ・マドリーなども関心を寄せていると報じられた。

そんな中、ミランへの移籍がかなり近づいていると報道。すでに口頭合意はなされたと報じられたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、「メディカルチェックの日程はまだ決まっていない。口頭合意しているだけだ」と伝えた。

また『カルチョメルカート』によれば、鎌田はミランへ移籍を希望しているものの、正式決定には時間を要する可能性があると報じている。

報道によれば、当初の予定よりも遅れているとのこと。その理由は、「代理人に関連した制度の問題」があるとのことだ。

ただ、これは移籍がたち消えになるということではないという。鎌田は日本代表にも招集されており、6月のキリンチャレンジカップを戦うために日本へと帰国。フランクフルトでのラストマッチとなるDFBポカール決勝が残されているが、その後は日本へと戻る予定だ。

そのため、契約は数種間後ろ倒されるとのこと。代表活動を終えてからの契約になる見込みとされている。

鎌田は年俸300万ユーロ(約4億5000万円)の4年契約になる見込み。正式契約はタイミング次第となるようだ。