セルティックは3日、スコティッシュカップ決勝でインヴァネスとハムデン・パークで対戦し3-1で勝利した。

3年ぶりの優勝を目指すセルティックと、8年ぶりの優勝を目指す2部のインヴァネスにより決勝戦。セルティックのFW古橋亨梧は59分までプレー、FW前田大然は前半のみプレー、MF旗手怜央は76分までプレー、DF岩田智輝はフル出場、DF小林友希はベンチ外となった。

日本人が4人先発した一戦は、立ち上がりからセルティックが押し込む時間を続けるが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない膠着状態が続く。19分には、旗手がボックス内に供給したロングパスのクリアボールからオライリーがジャンピングボレーでゴールを狙ったが、バウンドしたボールはゴール上に外れた。

その後も攻勢を続けるセルティックは38分、ジョンストンのパスをボックス右手前で受けたオライリーが縦への仕掛けから中央に折り返すと、これを古橋が右足で流し込んだ。

さらにセルティックは41分にも、岩田の縦パスをボックス内で受けた古橋が決定機を迎えたが、右足アウトサイドで放たれたシュートはゴール左に外れ、1-0で前半を終えた。

迎えた後半、セルティックは前田を下げてアバダを投入するが、前半同様に膠着状態が続くと、59分には古橋を下げてオ・ヒョンギュをピッチに送り出す。すると65分、旗手のスルーパスで左サイドを抜け出したC・マクレガーの折り返しからアバダがゴールネットを揺らし、待望の追加点を奪った。

その後、76分に旗手を下げてハクシャバノビッチを投入したセルティックは、84分にダニエル・マッケイのゴールで1点を返されたが、試合終了間際の91分にアバダの右クロスをジョタが胸トラップからゴールに流し込み、試合を決定づける3点目。

結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。スコティッシュ・プレミアシップ、スコティッシュ・リーグカップに続き、3年ぶり41度目のスコティッシュカップ制覇を果たしたセルティックが、8度目の国内3冠を達成した。

セルティック 3-1 インヴァネス
【セルティック】
古橋亨梧(前38)
C・マクレガー(後20)
ジョタ(後46)
【インヴァネス】
マッケイ(後39)

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