ローマのイングランド代表FWタミー・エイブラハムが最低でも3、4カ月の離脱を余儀なくされるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

4日に行われたセリエA第38節でローマはスペツィアと対戦。試合は2−1でローマが勝利したものの、エイブラハムはこの試合でケガを負ってしまった。

63分、イタリア代表FWアンドレア・ベロッティとの交代で出場したエイブラハムだったが、相手DFとの競り合いの際に左ヒザを負傷し、わずか17分後に交代。涙ながらに担架で退場する様子が見られた。

エイブラハムはヒザの検査のために試合後に民間医療施設に運ばれ、MRI検査を受けたところ、左ヒザの前十字じん帯断裂と診断されたようだ。

2021年夏にチェルシーから加入したエイブラハムは、デビューシーズンとなった2021-2022シーズンに公式戦27ゴールを記録。今シーズンは54試合の公式戦に出場して9ゴールを決めていた。

エイブラハムにはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなど、プレミアリーグの複数からの関心が寄せられており、今シーズン終了後の移籍も噂されていたが、ケガによって移籍の可能性も低くなるだろうと見られている。