PSGで構想外のヴェッラッティにカタール行きが浮上、サウジ行きは失敗したクラブ間合意なるか
2012年7月にペスカーラからPSGへと加入したヴェッラッティ。現在のメンバーでは最長の所属歴を持ち、12年目のシーズンを迎えている。
しかし、今夏就任したルイス・エンリケ監督からは構想外が伝えられている状況。開幕したシーズンだが一度もメンバーに含まれていない。
そのヴェッラッティには、今夏躍動しているサウジアラビアからオファーが。アル・アハリ、アル・ヒラルが獲得に動きオファーを出したものの、PSGとの交渉が破談となっていた。
移籍期間も残り少ない中、チームにも求められていないヴェッラッティだったが、ここに来てカタールから関心を寄せられているという。
移籍市場に精通しているイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アル・アラビがヴェッラッティ獲得に向けて正式オファーを出すつもりとのこと。クラブ間の交渉は重要な局面に入っていくとされている。
ヴェッラッティ自身は居場所がないPSGとの別れを決断し、アル・ヒラル行きで個人合意を果たしていたが、クラブ間合意に至らなかった状況。アル・アラビはヴェッラッティ本人とPSGに対してアプローチしているが、飼い殺し状態を逃れてカタールへ行くことはあるだろうか。