レアル・マドリー、今夏の補強終了…指揮官アンチェロッティが宣言
今夏はジュード・ベリンガムが目玉新戦力のマドリー。カリム・ベンゼマに代わるビッグネーム獲得がまだだが、開幕目前のところで長期離脱したティボー・クルトワの代役をケパ・アリサバラガでカバーしたりと迅速な立ち回りもみせた。
その後にエデル・ミリトンも長期離脱を余儀なくされてしまったほか、キリアン・ムバッペの獲得筆頭クラブとしても注目されるが、もう補強しない模様。スペイン『マルカ』によると、カルロ・アンチェロッティ監督が明言したそうだ。
セルタとのラ・リーガ第3節に先駆けての会見であと少しで閉幕を迎える今夏のマーケットについて、「これ以上の契約はない。100%保証できる」ときっぱり。また、現在にスカッドに満足感を示している。
「我々はこれでもう終わりだし、全員が今季に集中している。なかに考えを改める選手もいるかもしれないが、私は心配していない」
また、ビッグクラブ熱視線の逸材だったガブリ・ベイガがナポリ行きから一転してアル・アハリ移籍が決定的となり、よりその存在が注目されるサウジアラビアについても触れ、冷静に私見を述べた。
「サウジアラビアのフットボール界がヨーロッパよりもはるかに高額を投入しているのは明白だ。誰もが好きなようにやれる。フットボールの国際機関は市場のバランスを取るためにこの問題を見極める必要がある」