ローマは26日、レバークーゼンのイラン代表FWサルダール・アズムン(28)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。

レンタル期間は1年間で、買い取りオプション付き。背番号は「17」になる。

アズムンはクラブを通じてコメントしている。

「僕が感じているこの感情を説明するのは難しい。国際舞台で最も権威のあるクラブの1つに到着することになり、ローマのユニフォームを着てタイトルを獲得できるというのは夢のようだ」

「去年、僕はオリンピコのピッチに立つことができたが、これまでのキャリアの中で、これほど熱心なファンを見たことはないと言える。今は、彼らのために、そして目の前にあるゴールのために戦えるのが待ちきれない」

イラン代表として通算75試合45ゴールを誇るアジア屈指のストライカーとして知られるアズムン。これまでルビン・カザン、FCロストフ、ゼニトとロシア一筋のキャリアを歩んできた28歳FWは、通算104試合62ゴールの数字を残してきたゼニトからの契約延長オファーを固辞し、2022年1月にレバークーゼンへ加入した。

2022-23シーズンは中盤戦での負傷離脱の影響もあり、シーズンを通してなかなかコンディションが上がり切らず、公式戦33試合4ゴール4アシストと思うような数字を残せず。また、先発出場も12試合にとどまっていた。

ローマは、イングランド代表FWタミー・エイブラハムが負傷離脱中。今夏の移籍市場でストライカー獲得に動いていた中、アズムンの獲得に成功。シャドーでのプレーもローマのスタイルにフィットする可能性が高い。