板倉が先制点もバイエルンが終盤のテル弾で逆転勝利、開幕3連勝【ブンデスリーガ】
バイエルンは前節、アウグスブルク相手にケインのドッペルパックで快勝。連勝スタートとした中、ミュラーが今季初先発となり、ケインと縦関係のコンビを組んだ。
対するボルシアMGは前節、レバークーゼンに3失点完敗。成す術なく圧倒され、2戦を終えて7失点と守備が崩壊している中、板倉が[4-3-3]の左センターバックでスタメンとなった。
開始3分、CKからゴレツカのヘディングシュートがGKモリッツを強襲したバイエルンがハーフコートゲームを展開していく。
それでも25分、耐えたボルシアMGはFKからフリードリッヒのヘディングシュートがバーを直撃すると、30分に先制する。右CKをニアサイドのウーバーがヘッドで逸らすと、ファーサイドの板倉が技ありのループヘディングシュートを流し込んだ。
板倉の早くも今季2発目が飛び出したボルシアMGが先制した中、バイエルンは39分に同点のチャンス。ボックス右に抜け出したサネのシュートがバーに直撃した。
ボルシアMGが1点をリードして迎えた後半、バイエルンが引き続き押し込む展開で推移すると、58分に追いついた。キミッヒの浮き球パスでボックス右のスペースを突いたサネが胸トラップからシュートを蹴り込んだ。
押せ押せのバイエルンはチュポ=モティングとニャブリを投入。70分にはそのニャブリがゴール至近距離からヘディングシュートを浴びせるも、GKモリッツの正面だった。
それでも終盤の87分にゴールをこじ開ける。決めたのは6分前に投入されていたテル。キミッヒの右CKからテルのヘディングシュートが決まった。
これが決勝点となってバイエルンが逆転勝利。難所ボルシア・パルクを攻略し、開幕3連勝とした。